2008年4月17日木曜日

新宿

新宿副都心のシックにそびえる高層ビル群 脇役の欅が若葉をまとい爽やかに出番を演じている。花のピンクの艶やかな季節の後になんてやさしい緑の景色なのだろうか?

ついこの間までは無味乾燥した裸木の状態だったのに 見とれてしまう。今日は終日の雨のせいか、殊のほか美しい。人の心を和ませ 心静める為にも 花の後に緑の葉が引き継ぐなんてね。神様は太古の昔から、人の心を移していたのだろうか?

営々と営まれる大自然の力強さを改めて思う。私達人間のたかだか80年位の人生ではどう立ち向かっても勝てないわけだ。しみじみ感心する。

気分が優れなかったり、面白くなかったり、気持ちがふさいだ時は大きな欅に会いに行ってみて下さい。(木の精)があなたをほぐしてくれる事は確実ですから。無言で癒しの気を飛ばすなんて。

きっといい考えが浮かびますよ// そしてその後の話しをそっとおしえてね。  晶子