2008年1月31日木曜日

脇役

映画や、テレビの仕事をしている先輩とお茶した。何気にこの頃のテレビの話や映画の話しなどをしている内に、ジーンハックマンの話になった。30代後半にビデオショップの店長さんに勧められてみた映画に彼が出ていた。

暖かい風味のある笑顔が好きになり、今もずーとファンである。と話し、その先輩に日本では誰が似ているのかと尋ねたら、思い当たらないと考えているようであった。しばらくの沈黙の後、この頃はみんなが主役だからなぁ。とポツリと言った。

皆が主役になりたいのかと思いつつ、大向こうを唸らせたいと言う気持ちが盛んな頃は私もまだまだ青かったな、としみじみ思う。飾りも気取りも何にも無くなって素のままでいられるように成るには、針の穴に糸を通すような細い道を通過したかどうかで決まるような気もする。

易者は名脇役で主役の相談者に的確なアドバイスしてこそ光るのだと感じているこの頃。ジーンハックマンまでには程遠いがあんなふうに自然体で優しい笑顔を出来るように脇に徹している日々である。

2008年1月25日金曜日

雪の旅

降りしきる雪の中を新幹線に乗った。久しぶりの遠出。西北の吉方位取りをかねて、3年ぶりにお客様にお会いするのが目的の旅。車中は暖かく、程よくゆれるのがウトウト眠りを誘う。寝ては覚めまたウトウトしてまるで日向ぼこのような長閑さである。

窓の外の景色はいつしかグレーから白に変わって行く。軽井沢をすぎて下車案内のアナウンスが聞こえ急いでデッキに向かう。佐久平は一時雪がやんでいる様である。

駅から外へ出ると群青色の山の稜線が町全体を包んでいるようだ。晴れ間の青い空には雲がゆったり、たなびいて柔らかい感覚が甦る。出迎えの久しぶりのお客さんの家まで雪の国道を走った。

小海の町は白樺の林も梢も別荘の辺りは雪で覆われていて穢れなのい美しい風景が広がっている。教室の立ち上げの準備も、鑑定も済んで、ひとしきり冬の雪を楽しんだ。

西北の気の通り今月の西北に一白水気が回座している事も合わせて情の一白水気に最初から最後まで囲まれて完璧なまでに仕上がったことが何よりの吉作用でした。

2008年1月22日火曜日

陰極まって陽始まる

長いこと観念的に気学を学ぶ人達へ教室で教えていた(遁甲)。やさしい気学で伝えたくてその意味を階段式に伝えたり、物語り風に伝えたり様々な工夫をして教室を続けて来た。

私の生きる人生の難所を通過する時、観念的に教えてきた(遁甲)の意味が深く染み入りだして、あぁこういう事だったのかと、経験と共にそれぞれの意味をしみじみ味わったものである。取り分け衰運の5年間は筆舌に言い難いほど険しい道であった為に尚更だった。

極めて単純なことであるが、(降り止まぬ雨も無ければ、日照り続き)という事は無い。だから、人生は苦あれば楽ありと誰もが口にする、この言葉そのものが(陰極まって陽の始まり)と言う事だ。

今年からやさしい気学教室を再開する事になり、今縁あって学ぶ人達には,より味わい深く伝えられる。どの時期で習っても内容は同じでもたぶん深みが違うはずだ。 感動を与えられる様な気学を伝える事に今、静かに燃えているのです。

2008年1月21日月曜日

九紫中宮の月

2月の3日の節分の日までは、気学的には平19年度という事に成ります。したがって今月はまだ新年に成っていないのです。2月4日から立春で、そこから本格的に20年度は始まるのです。

今月は九紫火気の中宮する月ですが、毎日のテレビを見ていると日本全国で火災が起こりおぞましいニュースが繰り返されている。

気学の盤を見ると、南の場所に平和を意味する四緑木気が暗検殺を伴って回座しており、真ん中の九紫が全体を支配する月。九紫の持つ意味の中に、光、火気、エネルギー、というのがあります。勿論その場所の南も(光、火気、エネルギー)と同じです。

熱や、エネルギーからは(爆発、火災、)等。そこから読み解くと南の平和は四緑木気暗剣で壊されて、火災が多いと見ます。

雪や雨などは20年度は多い年になりますが、天気予想が外れて降らなかったり雪を免れたりするのは、温暖のせいもありますが、九紫のエネルギーの強さが今月は強烈であると伺えます。

2008年1月14日月曜日

吉方位の温泉に行きたい

寒さの性というか、冬の性なのか、最近は横着しており、ドアTOドアを気取って車での通勤である。どこへ行くにも車になってしまいほとんど歩かないから背筋も伸びずに足も伸びないから5センチの短さがまた短くなりそうだ。

気分を変えたくて髪を切った。アマゾン.comで演歌のCDを買ってカーステレオで聴いている。しかしもう昔の演歌では元気はなかなか出てこない。

温泉に行けば体もリラックスするし、方々無理した体に気が戻るかもしれない。などなど考えてあれこれ温泉地を探してみるのだが、、、それも時間と重い腰がすんなりと上がらない。1月節も半ばを過ぎたのでそろそろ出かけようかな。と寒い空を眺めて今日も思案している。

どうせ出かけるなら、吉方位の暖かい温泉でエステ三昧も良いかもしれないなあ。

2008年1月9日水曜日

思うことは

暮れから薄着のまま過ごせたのは車での移動の性かも知れないが、でもこの所、暖かい冬を過ごしているのを実感しながら雪も無くて、雨にも降られずに過ごせる事は有難い。

そういえば、新年になって見る空と、暮れの大晦日に見た空の空気が違うのはなぜかしら?。こちらの新たな気分や、お正月だからというのんびりした気分が周りの景色を違えて見せるのだろうか。

すっかり街路樹の梢も葉っぱが無くなり、裸の木なのになぜか寒そうに見えてこないのだ。地球温暖化で季節感も変わり、もう冬の様相も変わり始めるのだろうか?東京のあちこちでみかんが鈴なりに実る、って事になって行くのだろうか? 人の営みや風習も変化をするのだろうか、等など思って眠りに付いた。

 (赤ちゃんが出来た//)という声を聞いたような気がして眠りからさめた。

誰だろう、と思案していたら、ひょんな所から子供が出来たと報告があった。人の暮らしは永遠に変わらない営みがあることに一安心する。温暖化が進まないように祈るばかりである。

2008年1月4日金曜日

子の年は?

戊(子)年・一白水気中宮

物事が一応の区切りが付いて、終了の(了)、そして新しく一から始まるで(子年)ということに成ります。今年は新しく小さく、物事が始まります。

昨年までの流れとは違い、世間が情で接したくなり、民衆はそれぞれの知恵を出しての活動になるでしょう。明るみ出た様々な問題は少し影を潜める事になるでしょう。

世界規模で、政治のトップや会社のトップ、リーダー達はご難続きの展開になりそうです。。あらゆる分野で存在が危ぶまれるのはリーダーの人たちでしょう。

変わらず元気なのは一般大衆。その動きはさらに活発化して行くでしょう。

文芸、芸能、芝居、映画などは広く活動の場が出来る年で人気はその分野のものが一番でしょう。 今年の展望はまだまだですが、続きはまたの時にね。

2008年1月3日木曜日

芝大明神で初参り

カダケスがオープンするときにお世話になった神社へ初詣に行った。境内はたいそうな賑わいで、宮司さんにご挨拶などは出来ないと思いながら階段を上り始めた。その時スタスタと足早に駆けてくる足音。

振り返ると、宮司さんがはかまの裾を揺らしながら上ってきた。たった一度だけお祓いをして頂いたご縁だったが、(新年おめでとうございます)とご挨拶する。すると覚えていて下さった様で、名前を呼んで下さった。偶然にも階段でご挨拶が出来るなんて思わなかったけれど。

流石千年の由緒ある縁結びの神社。ふと毎朝毎日神棚のお水を替えて榊が絶えない様にとみんなで神様を大切にしていた事がこんな偶然を呼んだのかもしれない。

やはり吉方位の東南は縁結びの意味が強い。早速方位の作用が効いた気がする。それにしても引いたおみくじも中吉で今年は良縁が授かるとでた。それではと此処にしかない縁結びの根付けを買い求めた。今年はなんだか春から縁起が良い。

2008年1月1日火曜日

新年おめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。

どなた様も、無病息災で、実りの多い年で有りますように/ お祈りしております。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。