兎に角、粒揃いでした。20代前半の彼女達は美貌で、ナイスなスタイルで、どの娘も暗い影の部分が見えなかった。 私の投げかける小難しい会話にもしっかり対応が出来ていて頭の回転もかなり良かったのは嬉しかった。
中でも際立って吃驚する子に出会った。彼女の媚びを売らない毅然とした姿勢が品良く見える。堀の深い顔立ちからはエキゾチックで謎めいた感じがする。スタイルもバツグンに良かった。夏色の肌の胸の辺りから肩に添って本物の色の付いた刺青が有りそれは龍が這っている様に見えた。みんなはファッションだと言う。茶髪の長い毛先が胸を隠したり見せたりしていて、女の私でさえドキッとする。
苦界に身を沈めて// なんて言葉は女性の処女性が消えたと同時ぐらいに死語になっているが、自分が置かれている玄人の世界に活きるスタイルの様にも見える。将来の事もきちんと考えているのだと言っているが。どんな難問も黙ってやり遂げる強さはひしひし伝わる。
キャリアです、と言いながら仕事を詰めていくと逃げ腰や直ぐにメソメソする子たちも沢山見てきたが、甘えのない世界で自立する彼女は多分、リーダーになるのだろうと感じたしそうなってほしいと願わずにいられない。
雨上がりの束の間の夜、おばさん大いに刺激を受けて彼女達に力を貰いました。