柿がずっしりと重くなり垂れてきている。柿の葉も落ちてオレンジ色の実がとても美味しそうだ。
明治の文壇の斉藤緑雨の残した ( 柿は渋きより甘きに入り、人は甘きより渋きに入る)という言葉がある。柿は熟すと甘くなり、逆に人間は年月を経て渋みが出る。
対比が面白い。 人間はなかなか熟さないものだと わが身を振り返りしみじみ思う。
黄金色の稲穂だって ずっしり実るまでには 風雪に耐えて時を待つ、そして実りの重さで頭が垂れるのである。頭が下がらない稲は不作で食にならない。
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