2008年6月6日金曜日

ペンジュラムの振り子占い

昔、振り子の占いを良くやった。私の友人は5円玉の先に糸を長くつなぎそれでその日の出来事をアレコレ占っていた。

(ペンデュラムリーディング)の事であるが、普通のおばさんたちの日常は 今日の夕飯のおかずから、夫の素行や子供の行く末などを 飽きもせず毎日毎日5円玉の振り子を振って楽しんでいた。遠い20年も30年も前の事である。平和であったんだなぁ としみじみ思う。

易者になって 鑑定をしている時、たまにメッセージが来る事がある。相談者を前に言葉に出来ない出来事などが起きているようなメッセージを伝える時に困る。 振り子はそんな時、事の真意がはっきりするので 時々ではあるが私も使っている。先端が昔のように5円玉ではなく 本物の水晶のペンデュラムを使う。東洋系一本で勝負している私には驚くばかりの確率の高さである。

占いが職業になり研ぎ澄まされて 命を削るように真剣勝負をしている今日だが、かつて夫や子供を心配して5円玉をおばちゃん達と振り続けた若い頃の方が占いが好きで命を生きていた気がしてならない。