2008年8月7日木曜日

深夜のパソコン

特別お腹も空いていた訳ではない。終日夏まけしていて ボーとしたまま帰宅したくないので暫らくぶりにぶりに ファミレスに寄った。

珍しく食事もしたくないので 甘いものを頼んでパソコンを打ち始めた。 聞くともなく聞こえてくるのがどうやら私のことらしく (おばさん やるじゃん?)という声であった。最初は何のことだか分からないでいたが、(老眼鏡してキーボード 打つのは早そうだね)と言っている。   やはり 私の事らしい。 ( 何だかさ  面倒だよね)と言う。

実は私も10年前は面倒だった。怪我の功名で 長く椅子に座れない事がパソコンに頼る事になり、使ってみると原稿を書くのには 最高の武器になってくれた。お陰で急な編集者からの依頼にもすぐに対応できるようになり、今ではありがたい友である。

私がおばさんだから目立つかも知れないが 人恋しい夜 こうしてお店の中で静かにお茶を飲みながら 一時を過ごせるのも この武器のお蔭様なのである。