2008年8月6日水曜日

夏の終わり

東京の焼け野が原に一番先に咲いた花が 夾竹桃野花だと聞いた。夏のカンカン照りの中に 生命力の強い力強い花が咲くたびに 身体中が夏バテしそうな消耗しきった時は いつもこの花から元気を貰ったような気がする。

神様は不思議だ。真夏の暑い時でも 人間に潤いや 力の元になる花を咲かせて見せるなんて、凄いなぁ。

通勤の途中で 垣根越しに見える庭先に ゆらゆら夏芙蓉が咲いている。 街道の並木も百日紅が咲き始めた。昨年よりもやはり日差しが強く 夏の盛りを感じる。  町や道路の百日紅や赤い花が咲くと もう秋を感じていたが 何だか変な天気に惑わされそうである。

暦の上では明日から(立秋)だ。入道雲が黙々おおきく出てきて うるさいセミが鳴き始めると 秋の気配がするが 今年はセミがまだ鳴かない。