2007年7月25日水曜日

土用の丑の日

土用は年4回有ります。12支の内(丑、辰、未、戌)の4つが五行の(土)に属します。元々季節と季節をつなぐ役割が土用です。昔、陰暦で活きていた人たちの生活そのものが暦であり、24節気と変わり目を大事にしておりました。
 1月の土用=(大寒)寒さが日毎に緩み始めて花咲く芽吹きの春へとつなぎをします。               4月の土用=(穀雨)春が満ちて雨は必要な栄養になり育成できて夏へつなぎます。       7月の土用=(大暑)夏の灼熱の太陽に打ち勝つ一番きつい時期、冬へつなぎます 10月の土用=(霜降)収穫のとき、美酒に酔いしれて祝を済ませ冬へ繋ぎます。
一番きつい土用の時は夏の土用です。灼熱の太陽に心身が消耗するときでも有りますが、陰陽五行のバランスを取る為に(水剋火)にする必要が有ります。水気は黒、うなぎも黒、水が火気をやっつける意味から 土用の鰻になったのです。
栄養価も高い鰻の蒲焼が似合う、お天気が続く事を祈ります。ちなみに今年の鰻を食べる土用の日は7月30日(丑の日)です//.